同窓会の写真を見ていたら、皆それぞれ経年劣化しているのが分かる。
しかし、年齢を重ねてきたその重みも感じる。
写真は実に忠実だ。
私自身、こんなにおじんか?と思ったぐらいだ。
18歳時、自分はどう生きていくのか、これからどうすべきかなど自分の生きていく方法についてそれぞれが悩み、その後も時々においていかに生きるべきか考えて生きてきた。
しかし、今この時になればそれぞれが生きてきた経緯が顔のしわに刻まれていた。
皆いい顔をしている。
今まで精いっぱい生きてきたという顔だ。
失敗も成功もすべて経験して今を生きている。
ここに来られた人はすべて成功者だ。
私はそう思った。
失敗している人はここにはいない。
成功者とはいえ、自分の人生と闘いながら今も生きている。
それは56年前と同じかもしれない。
ほのぼのとしたのは自分だけではない。
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